妖怪道中記は地獄の沙汰も金次第
PCエンジン版(PCE)は良移植
ストーリーはアーケード版(AC)と同じでいつも村の人に
悪さばかりしている少年たろすけだったが
それを見かねた神様がお灸をすえなければと考えて
たろすけが眠っている間に地獄の入り口に運んでしまいました。
そして、神様は「お前は人としてどうあるべきかを学ぶのじゃ。
これまでの罰として、生きたまま地獄を歩き、
閻魔大王のところへ向かうのじゃ。
旅の間の行いが正しければ再び人間として地上に帰れる。
だが問題があれば裁きを受けることとなる」っと言いました。
しかし神様も少しは優しいところがあり
たろすけに一つの力を授けます。
「妖怪念力」
この力を持って主人公の少年たろすけは自らの運命を切り開くべく地獄巡りを
することになりました。
このゲームはアクションゲームですが、お金の概念があって
ステージ途中にあるよろず屋で回復アイテムや攻撃補助アイテムを買うことが
できます。その為、何を買うか買わないかによって
ゲームプレイの展開が多少変わってくるので攻略の幅が広がりました。
ステージは全部で5つあります。
STAGE1 地獄入口
STAGE2 苦行の道
STAGE3 幽海
STAGE4 裁きの谷
STAGE5 輪廻界
ただ、注意点として最終ステージの輪廻界では主人公の行動によって
エンディングが変化します。ここからは少しネタバレになりますが
最終ステージでお金を取ったり妖怪を倒したりすると(殺生)・・・
ゲームBGMが良い
地獄巡りをするのだからおどろおどろしいBGMかと思いきや
コミカルでポップなBGMがまたこのゲームの魅力でもある。
アーケード版との比較
マップの短縮とほとんどの場面での縦スクロールをなくして
敵の数の減少と配置の変更など、難易度を下げる方向性で調整されています。
また、竜宮城での乙姫の舞がアダルトな演出になっておりBGMも演出に合わせた
アレンジが施されています。
1980年代後半を代表する有名なゲームの一つなのでおすすめです。
ファミコン版(FC版)の情報はまたいずれ書くと思います。