スーパーファミコン(SFC)のバハムートラグーンは良作だが、それ以上にヨヨというクズが印象に残っている
ある意味トラウマものの物語である。
ゲーム自体はマップクリア型のシュミレーションRPGでドラゴン育成システムも
なかなか面白い。
グラフィックもスーパファミコン最高レベルと言ってもいいでしょう。
そしてBGMも素晴らしい。
だが....それ以上に強烈なインパクトを持つヨヨの存在は決して忘れる事は
ないでしょうね。
後にスクウェア三大悪女の一人とまで言われるようになり
インターネット上でバハムートラグーンの事を調べると真っ先に「ヨヨ死ね」と
いうキーワードが見つかります。
そこまで嫌われるヨヨについて書いていきましょう。
メインヒロインでありながら物語の序盤から恋仲の関係だった主人公のビュウから敵の将軍パルパレオスに鞍替えする
さらに二人の恋人になった後の姿も描かれるため
他の男に乗り換えた元恋人の一方的な思いとイチャイチャシーンを嫌という程
みせつけられるのです。ある意味プレイヤーへの嫌がらせかと思うぐらいです。
確かにカーナ王国が滅ぼされしまい、ヨヨがグランベロス帝国に捕まって
不安な状況下で優しくしてくれたパルパレオスに好意を抱くのは分かります。
問題なのは恋人だったビュウをあっさり過去の男にして
上記画像をみてもらっても分かるようにパルパレオスのドラゴンに乗った時に
サラマンダーより、ずっと早い!!とヨヨが言い、もうこれは名言です。
つまりビュウよりパルパレオスの方が好きという事ですね。
そしてさらにヨヨのクズっぷりを見る事ができます。
以前ビュウとヨヨが訪れた教会でパルパレオスに思い出の場所なんかじゃない。
だって私達.....これから始まるんですもの。
そしてさらにビュウの悲劇はまだまだ続きます。
パルパレオスと合流した時に傷ついたパルパレオスを指して
「おねがいビュウ...私の大切な人…」と言い、とどめに
「ビュウ...今までありがとう。でも私、子供の頃にはもう戻れないの…
楽しかったあの頃に…でもきっとそれはいい事なの。
ビュウにとっても私にとっても…」と、ここまで自分勝手でクズなヒロインは
私の知る限りいません。ファイナルファンタジー8(FF8)のリノアも
スクウェア三大悪女の一人と言われていますが
リノアは私の感想ですが全然悪女っていう感じがしません。
ヨヨ(クソビッチ)に比べたらリノアなんて悪女でもなんでもないと思います。
さらに、二人の個室へ入ると、パルパレオスが慌てて駆けつけて
非常によそよそしい台詞を吐きます。
そしてヨヨがいる場所はベッドって事でもうお分かりですね!
さらに他のキャラクターから夜にヨヨの部屋から苦しそうな声が聞こえてくる
という話も聞けます。(ヤる事ヤってるんかーい!)
当時中学生だった私はヨヨが大嫌いになりバハムートラグーンは
ゲームで初めてトラウマを植え付けられた作品となりました。
しかし、腹の立つ事にBGMがすごくいいんですよね。
「ヨヨのテーマ」というBGMなんですがこの切ないBGMはヨヨじゃなくて
振られたビュウの心情を表したBGMじゃないのかとさえ思っています。
まとめ
ゲームそのものは普通に良作です。グラフィック、BGM、シナリオ等
も含めて評価できるのですがヨヨの存在があまりにも強烈で
それだけに主人公のビュウがものすごく可哀想でした。
バハムートが出てくるゲームだからファイナルファンタジー(FF)つながりかな?
なんて軽い気持ちでプレイするととんでもない場面を見る事になります。
もし興味があるなら是非プレイしてヨヨとパルパレオス、
そして主人公のビュウの結末を見てください。