PCエンジン(PCE) スーパーCD-ROM²のダブルドラゴン2は良作である。
SUPER CD-ROM2専用として発売されたダブルドラゴンⅡは基本的にファミコン(FC)版ベースの移植ですが、キャラクターの頭身が大きくなっています。
攻撃技もパンチ、バックキック、ジャンプキック、髪掴み攻撃、
投げ飛ばしといった基本技から3つの必殺技の龍尾嵐風脚(ジャンプ回転キック)
天殺龍神拳(ハイパーアッパー)」と爆魔龍神脚(真空飛び膝蹴り)と
ファミコン版と同じである。
BGMがファミコン版やアーケード版と少し違います
アーケード版やファミコン版のステージ1やステージ2で使用されたBGMが
変更されておりPCエンジン版独自のBGMに変更されています。
私はアーケード版やファミコン版のBGMが好きだったのでこの点は
少し残念でしたがBGMそのものはCD音源をフルに活かしたクオリティの
高いものになっています。
また最終ステージの謎の格闘家のBGM「双龍の雄叫び」はアレンジされており
なかなかクールです。
ファミコン版のダブルドラゴン2では登場しなかったウィリーが登場します
ウィリーのマシンガンの弾が遅いのであまり強くありません。
まあ本作ではラスボスではないので強すぎても困りますからね。
ウィリーを倒すと幻影が登場
アーケード版ではこの幻影がラスボスでした。
アーケード版と比べるとやはりあまり強くありません。
これは私の憶測ですがファミコン版で謎の格闘家(幻殺拳)が追加された事を
考えるとアーケード版は本当の意味では完成されていなかったのではないでしょうか?
この幻影はラスボスの謎の格闘家によって生み出されたモノだと思っています。
そしてラスボスの謎の格闘家との最後の戦い
謎の格闘家のBGM「双龍の雄叫び」が流れてテンションMAXです!
ただ、ここで難易度について注意点があります。
PCエンジン版の難易度はイージー、ノーマル、ハードと3つあるのですが
イージーやノーマルだと真のエンディングを見れないという点です。
つまり本当のエンディングを見る為にはハードでクリアしないといけない訳です。
イージーだと幻を相手にしていたというバッドエンドでノーマルだと
謎の格闘家を倒す事はできてもハッピーエンドではない終わりかたになります。
難易度ハードでクリアすると・・・
殺害されたはずのマリアンが幻殺拳の呪いが解けて生き返り
ビリーと抱き合ってハッピーエンド。
ただ、この点に関しては説明書にヒントでいいから書いてほしかったですね。
難易度によって変化があるらしき事を。
まとめ
PCエンジン版も楽しめる事でしょう。
笑ってしまいました。
最後に普通にベルトスクロールアクションゲームとして良作なので
おすすめできる作品です。