バイオハザード7 レジデント イービルはまさに原点回帰に相応しい名作でシリーズ中最高傑作である
初代バイオハザードのドキドキ感が再び帰ってきた!
ある日、主人公のイーサンのもとに妻のミアから迎えにきてという
メッセージが届きイーサンはアメリカ・ルイジアナ州のベイカー邸に
向かうのだがそこでイーサンが見たものは・・・
BIOHAZARD7 RESIDENT EVILはVRに対応している
バイオハザード4以来の2回目の路線変更でガンアクションから
ホラー要素を徹底して追及したと思われる作品です。
とにかく従来とは異なりFPS(1人称視点)操作になったので
怖さが倍増しています。
これは没入感を高めるために視点が3人称から1人称である
「アイソレートビュー」へと移行しました。
「RE ENGINE」が使用され、
実写と思えるぐらい圧倒的に美麗なグラフィック表現を実現しました。
グラフィック半端ないって!
バイオハザード4やバイオハザード5、バイオハザード6の3作は
バンバン銃を撃って敵を倒していくというアクション要素が強くて
これはこれで面白かったのだが、一方でホラー要素がどんどん薄くなっていき
怖さがほとんど感じられないといったいわゆるマンネリ化していた。
しかし、バイオハザード7の原点回帰で見事に純粋なホラーゲームが
帰ってきたという評価が多くて、初代プレイステーション(PS1)で
発売されたバイオハザードシリーズ(ラクーンシティの物語)を知る昔からの
バイオハザードファンには特に好評です。
私もバイオハザード7をプレイした時「これだよこれ!バイオハザードは
やっぱりこういうサバイバルホラーでなくっちゃ!」と思いましたからね。
「RE ENGINE」でグラフィックがものすごく美麗という事を上に書きましたが
グラフィックだけではなく「音」もすごくリアルです。
ヘッドホンをしてプレイしていると時折聞こえる足音や壁を叩く音等
ホラーゲームとしての完成度はめちゃくちゃ高いです。
バイオハザード1のキャッチコピーでもあった「そこを歩く、という恐怖」を
見事に表現していると言えます。
おそらく1980年代のホラー映画「死霊のはらわた」の影響を受けていると思います
ストーリーの序盤でイーサンがベイカー邸の廃屋に訪れてミアを発見するのだが...
怖い!とにかく怖かった!
ミアが普通の状態の時から一気に豹変するシーンはまさに死霊のはらわたを
彷彿とさせてくれると言ってもいいでしょう。
さらにチェーンソーまで持ってきてその後・・・・・
とにかく怖いの一言に尽きます。
バイオハザード7はプレイステーション4(PS4)のグロテスクバージョンを買ったので
かなりグロイシーンがありましたが、これぐらいやってくれないと
バイオハザードファンは納得しなかったでしょう。
まさにスプラッターホラーです。
バイオハザード6が賛否両論の評価だったのでバイオハザード7の路線変更は
大成功だと言っても過言ではないでしょう。
お世辞にもサバイバルホラーとは言えない出来だったので
バイオ7はまさに怖いバイオハザードを見事に蘇らせた作品です。
そして、バイオハザードシリーズのこれまでの物語とほとんど絡まない
(キャラクターも含めて)ので7作目ではあるが新規プレイヤーでも
楽しめる内容となっています。
ベイカー一家の狂気っぷりが強く印象に残っています。
ジャックにマーガレット、ルーカスと個性の強い狂人達...
特にジャックはストーリーの序盤から襲ってくるのですが
ガレージに止めてある車に主人公のイーサンが乗り込むと
その後、ジャックも乗り込んできて「ドライブに行くか?」だったかな。
そのセリフを聴いた時、不覚にも笑ってしまいましたw
怖さの中にもちょっとした笑える要素があるのもこのバイオハザード7の
魅力ですね。
私はバイオ7が最高に面白かったので有料DLCであるEND of Zoe
(ゾイの結末を描いている物語)も購入しました。
私にとってバイオハザード7はシリーズ上でもっとも好きな作品になりました。
それぐらいゲームシステム、ゲームバランス、グラフィック、BGMやSE等の音の
クオリテイが非常に高くて何よりも納得のできる高いレベルのホラー要素で
これぞホラーゲームと言える完成度の高さは素晴らしいです。
未プレイの人には是非おすすめしたいゲームですね。