ファイナルファンタジー4はプラットフォームをスーパーファミコンに移した初の作品で名作中の名作である。
名作は色あせない!
スーパーファミコン版(SFC)のファイナルファンタジーⅣをレビューしていきます。
シナリオ面においてドラマチックな展開が非常に多く後の作品の礎を築いたと
言えます。
ファミコン(FC)からスーパーファミコン(SFC)になったことで
グラフィックやBGMの強化で演出面がグレードアップしました。
本作FF4からターン制をなくして戦闘にリアルタイムの時間経過の概念を
取り入れたアクティブタイムバトルが導入されて戦闘が、よりスリリングになり
戦略性に深みが生まれました。
また魔法を選択してから発動するまで詠唱時間がかかるようになり
弱い魔法ほど発動までの時間が短く、強力な魔法ほど発動までの時間が長いという
特徴があります。
ゲームシステム面で過去作と大きく違うのはダンジョンにセーブポイントが
設置されて攻略に時間がかかりそうなダンジョンでも容易に中断できるように
なりました。(セーブポイントでテントやコテージを使うとHP・MPが回復)
BGMが特に素晴らしい!
植松 伸夫さんのBGMはどのFFシリーズでも素晴らしい曲ばかりです。
ファイナルファンタジー4でどれが好きかと尋ねられたら
まず通常バトルのBGMと中ボスバトルのBGMですね。
どちらも疾走感があって戦闘するたびにテンションが上がります。
そして一番のお気に入りは「プロローグ」という曲名だったと思いますが
主人公のセシルとカインが辺境の地ミストの幻獣討伐に向かうため
バロンを出発する時に流れるBGMですね。
これはもう名曲でしょう!
ラスボスとの戦いで、この曲が流れた時は
最高に神がかっているなと感動ものでした。
絶望が希望に変わる時!セシル達が復活する瞬間は鳥肌が立ち
当時子供だった私は思わず涙がでました。
シナリオ面において
プレイヤーキャラクターに明確な背景設定や個性を持たせて
ドラマ性を重視したストーリーになっています。
過去作ではファイナルファンタジー2がドラマ性のあるストーリーで
プレイヤーキャラクターが登場しましたが、その作風をFF4で受け継いだ
とも言えます。
また、三角関係からくる愛憎劇などのシリアスな展開もなかなかいいです!
主な登場人物
セシル
本作の主人公。暗黒騎士で飛空艇団「赤い翼」の初代隊長を務める。
ローザ
カイン
バロン王国竜騎士団隊長でセシルの親友。
リディア
ミストに住む召喚士の少女。
エッジ
忍術を操るエブラーナ王国の王子
この他にも魅力あふれる様々なキャラクターが登場します。
まとめ
スーパーファミコン(SFC)の性能によってグラフィックやBGMも含めて演出面の
パワーアップにより名作と言われるようになりました。
シナリオとドラマチックな展開を重視した作風は後の
ファイナルファンタジーシリーズに大きな影響を与えました。
あまり最近のファイナルファンタジーについては語りたくはありませんが
ファイナルファンタジーを知る
私としてはもう一度こういう王道ではあるが素晴らしいJRPGを
作ってもらいたいと思っています。