ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々はRPGの基礎を築いた名作
前作から100年後の世界で前作主人公の3人の子孫が大神官ハーゴンに立ち向かう物語
前作では1対1の戦闘に対してドラゴンクエスト2では3人パーティー制になったので
複数のモンスターが出現するようになりました。
ただ、最初から3人全員が揃っている訳ではなくストーリーそ進めていくことで
段階的に仲間に加わるというシステムです。
3人の主人公について
攻撃力と防御力が高いけれど呪文は一切使えない戦士タイプのローレシアの王子。
剣も魔法も器用に使うことができるけれど中途半端でいまいち使えないマイペースな
そして最後に力は弱いが強力な魔法を使いこなすムーンブルクの王女。
前作に引き続きスーパーファミコン版(SFC)版でレビューしていますが
とにかく後半一人でも死んだらほぼ絶望に近い状況に陥ります。
スーパーファミコン版(SFC)は、まだ難易度が低いのですがファミコン版(FC)は
相当難易度が高いRPGでしたね。
サマルトリアの王子は器用貧乏の為、戦闘であまり活躍できないのですが
死んだキャラを生き返らせる事ができるザオリクを覚えるのでこれがまた
難儀なんですよね。 そしてあっさりザラキ等で死ぬのがサマルトリアの王子
だったりする訳で、その度に「おい! またかよ・・・」っとつぶやいたものでしたw
フィールドのBGMが特に素晴らしい!
ドラクエ2のフィールド曲には序盤の「遥かなる旅路」と3人揃ってからの
「果てしなき世界」というどちらも名曲なのですが
私は特に3人が揃うまでの「遥かなる旅路」のBGMが好きですね。
これから始まる冒険に様々な困難が待ち受けているけど
どこか力強さを感じさせる素晴らしい曲だと思っています。
また、3人パーティーになってからは「果てしなき世界」に変わりますが
3人のうち誰かが死ぬと「遥かなる旅路」が流れます。
初めてこのBGMが流れた時はコントローラーを置いて10分ぐらい
聞いていたのを今でも覚えています。
悪夢が蘇るトラウマもののロンダルギアへの洞窟
ドラゴンクエスト2をプレイされた人はおそらくこのロンダルギアへの洞窟は
二度と訪れたくないダンジョンと言っても過言ではないでしょうか!
とにかく鬼畜なんですよね。
無限ループや落とし穴なんかのギミックがてんこもりで
ダンジョンに出現するモンスターも強敵ばかり・・・
私の場合はこのロンダルギアへの洞窟でサマルトリアの王子が何度死んだ事か
数えきれませんw
まとめ
パーティー制を導入した事によってシリーズの基礎を確立したと言っても
いいでしょう。
また前作になかった船や旅の扉、前作から格段に広くなった世界等
大幅にパワーアップしています。
ただし、難易度は高めであるためいい意味でも悪い意味でも
歯応えのあるRPGです。