バイオハザード4はガンアクションゲームでは名作中の名作である
ラクーンシティの消滅から6年後、アンブレラは事実上の崩壊
バイオハザード4はエージェントに成長したレオンを操作して
さらわれた合衆国大統領の娘(アシュリー)を救出するのが目的です。
ただ、初代プレイステーション(初代PS)で発売された3部作のような
サバイバル探索ホラーアドベンチャーゲームと違って
フルモデルチェンジを謳っていることからも分かりますように
謎解き要素はほとんどなく、ガンアクションで敵をバンバン倒していくという
爽快感のあるゲームシステムに変わりました。
カメラシステムの変更について
固定カメラを主人公の移動に従って切り替えるという
固定カメラ切替方式でしたがバイオ4では
カメラが常に主人公レオンの背後に回るビハインド方式となり
事実上のTPSと言えます。
ゾンビが登場しない!
バイオハザード4の主な敵は寄生生物「プラーガ」に侵された人間
「ガナード」でゾンビと違ってある程度の知能を持って集団で襲ってきます。
包丁や斧、鎌といった武器やチェーンソーやガトリングガン、はたまた
ロケットランチャーを使ってくる敵もいます。
バイオハザード4の舞台はスペインのどこか
ガナードの頭部や足を撃つことでひるませてから蹴り等の体術につなげる
難易度がノーマル以下だとあまり弾薬を気にせず銃を撃っていても
弾切れになることは、まずないと思います。
しかし、難易度プロフェッショナルになると弾薬の節約をして
進めていかないとかなり厳しい展開に陥る事でしょう。
その為にも体術を駆使して弾薬の節約をするような戦い方が必要となってきます。
大統領の娘 アシュリーについて
気をつけなければならないのはアシュリーは戦闘に参加しません。
基本レオンの後ろについてきますが敵との戦闘に巻き込まれて
レオンではなくアシュリーがやられてゲームオーバーに・・・
なんて事にならないように戦闘の邪魔にならないようにコンテナに隠れさせたり
離れた場所に待機させておくという臨機応変な対応が必要になってきます。
少し話が変わりますが
エイダ登場シーンに思わず「エイダー!」って叫んでしまったのを今でも
覚えています。
そしてバイオ4の空耳(おっぱいのペラペラソース等)は10年以上経った現在でも
忘れていません。
賛否両論点について
QTEの導入ですが
ムービーを落ち着いて見られないという点から不満の声も一部では
あるようです。バイオハザード4のQTEはある特定の場面やムービーシーンで
突如□×やL1 R1といった具合にボタン入力が求められるのですが
これに失敗すると即死してしまいます。
私もムービーはじっくり見たい派なのでムービーシーンでのQTEは
ちょっと残念だったなと思っています。
岩が転がってくる場面等のQTEは許容できるのですがさすがにムービーは・・・
武器商人について
お金によってアイテムや武器の購入、武器の改造ができるようになったのが
魅力の一つです。
敵を倒すと弾薬の他にお金を入手できます。また道中にいくつものお宝があり
それを入手して武器商人に売ってお金にする事もできます。
様々な武器を駆使して攻略してくのがこのゲームの最大の面白さと言っても
過言ではないでしょう。
ハンドガン、ショットガン、ライフル、マグナム、マインスロアー、
マシンピストル等の武器がありますが
今作はロケットランチャーも安く購入できるので
どうしても進めない(ボス戦等)場合、購入して使えばあっさり進める事が
できるはずです。いわゆる救済措置ですね。
また、本編ではマシンピストルとマインスロアー、ロケットランチャーを除いた
各武器にはストーリーを進めていくと武器の種類が増えていきます。
例えばショットガンについてですが、序盤は普通のショットガンですが
ある程度シナリオを進めるとライオットガンという普通のショットガンの
強化版が武器商人から購入できるようにになり、さらに終盤では
ドラム式ショットガンが購入可能になります。
ライフルについては威力が高いけど一発装填式でボルトアクションの
旧式ライフルを選ぶか、はたまた威力は旧式ライフルよりも劣るけど
連射と安定性を兼ね備えたライフルがあります。
マグナムも威力の高いリボルバー式のマグナムと威力は少し落ちるけど
安定性のあるマグナムがあり、プレイヤーの好みでチョイスできるのも
いいですね。
ちなみハンドガンについてですが私は安定性のあるブラックテイルよりも
高威力のレッド9を愛用していました。
いい意味でも悪い意味でもバイオハザードファンで好みが分かれる作品となった
フルモデルチェンジで私はこういうガンアクションのバイオハザードも
おおいにアリだなと思っています。
ただ、アクションを重視しているので爽快感が増した反面、ホラー要素が
薄くなったということも事実でしょう。
つまり初代バイオハザード、バイオハザード2、バイオハザード3のような
謎解き要素のあるサバイバル探索ホラーアドベンチャーが好きだった
バイオハザードファンにとってバイオハザード4は正直驚いたことでしょう。
しかし名作であることには間違いありません。
バイオハザード4のようなガンアクションが好きなバイオハザードファンなら
バイオハザード5やバイオハザード6も十分楽しめる事でしょう。
ただ、最近は原点回帰という事でバイオハザード7やバイオハザード RE:2は
初代バイオハザードのようなドキドキが再び戻ってきました。
バイオハザード4,5は好きですがやはり初代バイオハザードから
遊んでいた私にとってはバイオハザード7やバイオハザード RE:2のような
サバイバル探索ホラーアドベンチャーの方が「これぞバイオハザード」って
感じですね。
まとめ
ゲームシステムのフルモデルチェンジによって大成功を収めた傑作で
アクションゲーム好きの人ならたまらないゲームの一つです。
さすが名作と言われるだけあって完成度は非常に高いです。