ダウンタウン熱血物語はRPG要素を取り入れた名作ゲーム
敵キャラクターとして登場していた「りき」が初めて「くにお」と共闘した作品である。
くにおくんシリーズの3作目。
(ここではファミコン(FC)版についてレビューしていきます)
暴走族やスケ番、暴力団等とも戦っていた熱血硬派くにおくんと違って
キャラクターが2.5頭身なのでコミカルで世界観も親しみやすく
シリアス感もほとんどないのでヤンキー同士の喧嘩といった殺伐感が
苦手な人でも楽しめる作品です。
おおまかなストーリー
主人公くにおが暴力団からひろしを救い出してから数ヶ月後、
進学校の「冷峰学園」に竜一と竜二が転校してきた。
冷峰学園は数ヶ月で近隣の高校を支配下に治めて
彼らは「ダブルドラゴン兄弟」と恐れられた。くにおのライバルである花園高校の番長
りきは能天気な性格から気にもしていなかったが、ある日、りきの彼女が冷峰学園に
さらわれ一通の挑戦状が届いた。
怒りに震えたりきは一人で花園高校を飛び出すが、
そこでくにおと再会を果たす事になる。
りきは彼女を助けるために...そしてくにおはかつての仲間に会うために..
二人はそれぞれの目的を胸に冷峰学園へと向かう。
敵を倒しカツアゲ(お金を入手)してショップで買い物をしよう!
町には喫茶店やファーストフード、本屋、魚屋、銭湯等様々な店があり
敵から入手したお金を使って買い物をする事が出来るます。
食べ物を食べたり買ったアイテムを使う事でぱんちやきっく、たいりょく、きりょくな
どのパラメーターが上がっていくので、りきやくにおを強くする事が出来ます。
また、本屋では必殺技の本を買う事で「まっはぱんち」や「まっはきっく」
「まっはたたき」「にんげんぎょらい」等の必殺技が使えるようになります。
そして、プレイヤーが全滅すると所持金が半分になり一つ手前の商店街に
戻されます。
商店街では暴力行為禁止!健全な不良!?
商店街では敵が一切出ない為、攻撃できない仕様になっています。
※かわいい女子高生に声をかける事もできません!
冷峰学園にもくにおとりきに協力してくれる生徒もいる
冷峰学園のはせべは、くにおとは中学時代の同級生で陰から協力してくれている。
元はスケバンだったという噂も...
はせべの話によると(上記画像参照)どうやら冷峰学園には
だぶるどらごんきょうだいというとんでもなく強い奴等がいるらしい。
しっかりパワーアップして冷峰学園に乗り込もう!
しかし、当時このゲームでダブルドラゴンネタが出てくるとは思っても
いなかったw
だぶるどらごんきょうだいの「りゅういち」と「りゅうじ」!
BGMまでもダブルドラゴンのメインテーマが流れる仕様で
テンションMAX!
こいつらはなめてかかる痛い目を見るぜ!
全力でぶちのめそう!
だぶるどらごんきょうだいのりゅういちのりゅうじを倒してから
ダブドラ兄弟を倒した後で、とある教室に入るとりきの彼女が!!
無事りきの彼女を救い出すことに成功したりきとくにお
そしていよいよ...
まとめ
アーケードで展開されていたシリーズでしたが、
ダウンタウン熱血物語は家庭用ソフトとして開発された為
色々と意欲的な試みがなされたのが非常に良かった点と言えます。
二人同時プレイ(協力プレイ)が可能なところも高評価に繋がったと
思います。
現在このソフトはニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター
に収録されています。