ドラゴンクエスト4(DQ4) 導かれし者達は天空シリーズの中で一番面白い名作である。
ロト3部作から世界観を一新した「天空シリーズ」の第一作です。
ファミリーコンピューター(ファミコン)(FC)で発売された
最後のドラクエで後に初代プレイステーション(PS1)や任天堂DS等に
リメイクされています。
ドラゴンクエストⅣのシナリオは1章ごとに主人公と舞台が変わるという
(1章は戦士のライアン、2章はおてんば姫のアリーナ、3章は商人のトルネコ、
オムニバス形式で展開されて、各章の主人公達は5章で勇者のもとに集結するという
構成になっています。
ここで賛否両論点についてあげておきますが前作ドラゴンクエストⅢ(DQ3)のような
自由なパーティー編成からドラゴンクエストⅡ(DQ2)のようなキャラクターに
個性を持たせた固定キャラに回帰しました。当時は不評が多かったですが、
結果的にキャラゲーとして
は大成功を納めたと言ってもいいでしょう。後にPS4の
ドラゴンクエストヒーローズ等でこれらのキャラクターが登場する事からも
分かるようにドラクエ4(DQ4)のキャラクターは人気が高いです。
すぎやまこういちさんによる素晴らしいBGMの数々。
その中でも特にお気に入りなのがデスピサロによって勇者の故郷が滅ぼされた後
フィールドに出た時のBGM「勇者の故郷」ですね。
切ない曲ですが決してあきらめないという勇者の決意を感じさせてくれる
名曲です。
アリーナ姫が異常に強い!
格闘攻撃な得意(前作ドラゴンクエスト3の武道家)なアリーナ姫は
会心の一撃を頻繁に出すだけでなくキラーピアスを装備させる事で
2回攻撃が可能になるという、ある意味反則的なキャラクターの為
戦士のライアンよりもアリーナをメインパーティーに加えるユーザーが
多かったのではないでしょうか?実は私もその一人です。
また、ラスボス戦で馬車が使える事から仲間の入れ替えが可能な為
ドラゴンクエスト2と比べると難易度は低いと言えるでしょう。
そのため歯応えのある難易度を求める一部のゲーマーからは「ヌルゲー」と
言われてしまいがちでしたが遊びやすさの向上という点から
ライトユーザーに親しみやすいドラクエと言えます。
期待を裏切らない安定した面白さがドラクエシリーズにはあります。
キャラクターメイキング及び自由なパーティー編成の前作(ドラクエ3)から一変して
各キャラクターの個性とシナリオを重視した作品となりました。
AIには賛否両論点もありましたが、難易度が低い事からライトユーザーでも
とっつきやすく遊びやすい作品なので良作と言えます。
過去のドラクエは遊んだ事がないという人に是非おすすめしたいゲームです。