プレイステーション2(PS2)のぼくのなつやすみ2 海の冒険編は全年齢向きの良作ゲームである
ナレーションは前作に引き続いてダンカン。そこがまたいいんだよね!
ぼくなつの2作目。
母親が臨月を迎えたため、親戚の家に預けられることになった小学三年生の
「ボクくん」。1975年の8月1日から1ヶ月間を伊豆半島の田舎町「富海」で過ごす
夏休みライフゲームです。
前作とほとんど同様の設定だが、前作のボクくんとは別人です。
キャラクターデザインも前作から引き続いてハンドソープの
「キレイキレイ」のCMキャラで有名な上田三根子氏が担当しています。
このキャラクターがまた良い!
BGM 主題歌について
OP(オープニング)とED(エンディング)で流れる「少年時代」(井上陽水のカバー)は
非常に癒やされます。
主な登場人物について
ボクくん
プレイヤーキャラクター。好奇心旺盛な小学3年生。
おばちゃん
ボクくんのお父さんの妹で陽気なおばさん。
おじちゃん
民宿「茜屋」を経営している。がっちりとした体格で性格も明るい。
タケシ
小学5年生で面倒見のいいガキ大将タイプ。
将来は学校の先生になりたいけど色々と事情が...
シゲル
小学2年生。ボクくんに対してちょっと偉そうな態度をとったりする。
ボクくんと光が仲良くなると、ヤキモチを焼くw
靖子
16歳の高校1年生で帰省中。
船上で、ボクくんが最初に出会う少女。
春から東京の高校に進学して、ひとり暮らしをしている。
家を出て行った母親と仲が悪い。
光
靖子の妹で小学2年生。へそ曲がりなところもあるが
元気な子。どこでイベントが発生するのかという占いをしてくれる。
洋
中学3年生で手作りロケットの打ち上げ実験をしている男の子
靖子とは幼馴染だが...
この他にも様々なキャラクターが登場します。
夏休みをどのように過ごすかは前作同様プレイヤー次第です。
ノルマが基本ないので自由に夏休みを過ごす事ができます。
1日中家の中でボーッと過ごすのもありですが
それだとイベントや他のキャラクターとの出会いがないので
寂しい夏休みになっちゃいます。
主な追加要素について
海や池へ潜り泳いで水底にあるものを拾ったり、
マップをショートカットしたりすることもできるようになりました。
淡水魚だけでなく海釣りができるようになりましたが凧揚げがなくなりました。
おこづかいを使って駄菓子を買う事ができるようになりました。
登場人物が前作の8人から倍以上になり、ボクくん以外の登場人物同士の人間関係もより深いものとなっているためイベントの数も増えました。
私は日曜日にデートする看護士の相手は誰なのだろうか?
また、幼馴染の靖子と洋の微妙な人間関係等が夏を盛り上げてくれるなと思って
楽しくプレイしていました。
昭和の良き時代
前作で初代プレイステーションの「ぼくのなつやすみ」でも書きましたが
1975年といえばファミコン(FC)も発売されておらず(FC)
ほとんどの子供達が外で遊んでいたことでしょう。
缶蹴りやおにごっこ、ドッジボールにサッカー、そしてこのゲームにも登場する
虫集めや釣り等ですね。この作品はまさに大人には子供心を思い出させてくれる
ノスタルジックな素晴らしいゲームです。
別れ
8月31日。長いようで短い夏休みもいよいよ終わりで
おじちゃんやおばちゃん、タケシやシゲル達との別れがやってきました。
まとめ
日本人なら誰にでも心に残る夏休みを題材にしていてノスタルジックな
夏休みの雰囲気が味わえるという点において良作です。
また、ぼくなつ2の舞台は伊豆半島で辺りは海なので
より開放的な感じがしますね。
ぼくのなつやすみシリーズの新作はもう出ないという噂がチラホラありますが
こんなまったりとほのぼのとしたゲームが終わってしまうのは
非常に残念です。
それでも、新作の情報が出る事を望んでいます。
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