最新ゲームからレトロゲームまで私的ゲームレビュー

PS4等の最新ゲームからファミコン等のレトロゲームまで幅広くゲームレビューをしています

バイオハザード5は特にオンライン協力プレイ(coop)が楽しい名作である

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バイオハザード5の舞台はアフリカ

バイオハザードシリーズのナンバリングタイトルの5作目で

主人公はクリス・レッドフィールド

基本的なシステムは前作のバイオハザード4がベースとなっています。

ストーリーの冒頭で生物兵器はテロリストの手に渡ったようです。なんてこったい!

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相棒のシェバ・アローマ

バイオハザード5では前作までと違い、主人公の「クリス」と新キャラクターの

「シェバ」がゲーム開始(チャプター1-1)からラストまで二人一組(チーム)で

行動します。

そのため二人で敵を倒したり、仕掛けを解いたりとお互いの協力が必要な

状況やアクションを求められます。

 バイオハザード5の敵は前作バイオハザード4で登場したプラーガの改良型という

設定でそれに寄生された人間「マジニ」という存在です。

マジニは攻撃性や身体能力が高い上、出現数も多くスピードも早いです。

今作は前作以上のアクション性の向上から体術がかなり増加しました。

また、倒れた敵への追い打ちも可能なので(ストンプ等)前作バイオ4のように

ナイフでザクザク斬る必要がなくなりました。

発生する体術についてですがクリスとシェバで異なります。

クリスは高い威力のパンチ技でシェバは威力が、やや弱い蹴り技が多いです。

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体力ゲージが0になるとDYING状態になる

バイオハザード5では一部の即死攻撃を除いて、敵の攻撃で

すぐに死ぬという事はありません。

敵の攻撃を受けて体力ゲージが0になるとDYING状態になり

移動以外の行動ができなくなり、移動速度も極めて遅くなります。

体力ゲージとは別にDYINGゲージ(赤色)があり、

このDYINGゲージが減少してなくなるとプレイヤーが死亡してゲームオーバーに

なります。そうならない為にも相棒がハーブや救急スプレー等での回復や

蘇生(回復アイテムがない時)する必要があります。

ただし、二人ともDYING状態になればその場でゲームオーバーになります。

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ステージ構成と武器について

前作BIOHAZARD4と同じチャプター形式でチャプター1-1から6-3まであります。

おそらく弾薬やお金、ハーブ等の回復アイテムを稼ぐ為に一度クリアしたチャプターを

再プレイする事を前提に作られていると思いますので

ボリュームは満点です。

武器やアイテムの売買は前作バイオ4に登場した武器商人ではなく

チャプター開始時やリスタート時に行う仕様に変更されました。

※弾薬は一部の弾薬(グレネードランチャー用の弾)を除いて基本的には

弾薬そのものは購入できません。

 

次に武器についてですが、前作から大量に増えました。

武器の紹介

ハンドガ

M92F

低威力ではあるが、改造後の高いクリティカル率(50%)(雑魚マジニの頭部破壊)

が魅力です。チャプター1-1で手に入る初期装備です。

 

H&K P8

改造すると最大4対まで貫通する。前作のパニッシャー的な存在だろうか?

原住民マジニの木の盾等を貫通する為、狭い通路や集団戦等で役に立ちます。

 

SIG P226

ハンドガンの中で高威力。

しかし、装弾数と装填速度は一番遅くクリティカルも発生しません。

 

M93R

入手条件のあるハンドガンで、M92Fを最大まで改造すると購入可能になります。

3点バースト仕様のハンドガンで射撃時のブレがほとんどなく

瞬間火力はハンドガンの中では凄まじいですが弾薬の消費も激しい銃です。

 

ショットガン

イサカM37

一番最初(チャプター1-2)に入手できるショットガン。

序盤から中盤にかけては使えますが終盤までくると力不足。

改造でクリティカル率をアップできますがショットガンでクリティカルを

狙う事はあまりないだろうと思いますので初見プレイでは

他のショットガンを改造した方が無難かもしれません。

 

M3

ポンプアクション式のショットガンで高威力。

中盤からお世話になる事が多いショットガンです。

私はこのショットガンがお気に入りです。

 

J.ブレイカ

最大まで改造しても威力が低いですが攻撃範囲を改造できるため

広範囲に弾が拡散します。

また連射速度も速いのでそこそこ使えるのですが

入手時期が非常に遅く(チャプター6-1)

このチャプターまでくると既に他のショットガンを改造しているケースが

多いと思いますので使用頻度が少なくなる傾向があります。

 

ハイドラ

イサカM37をフル改造することによって購入可能になるショットガンです。

連射速度が早いだけでなく広範囲に拡散します。

さらにフル改造して全弾命中させればとんでもなく凄まじいダメージを

与える事ができる為、反則的なショットガンです。

 

 サブマシンガン

アサルトライフルも登場しますがサブマシンガン扱いになっています)

VZ61

サブマシンガンで別名スコーピオン。

マシンガンの中では最低威力だが装弾数は300発まで改造でき

クリティカルの改造が2段階までできるので雑魚マジニをヘッドショットで

頭部破壊しやすくなります。

 

H&K MP5

貫通力のあるサブマシンガン(木の盾等を貫通する)で集団戦に使えます。

 

AK74

マジニも使用してくるアサルトライフルで有名な銃だが

バイオハザード5ではブレが大きく集弾性が低いです。

ただし、威力はそこそこあります。

 

SIG556

AK74よりかはブレが小さいアサルトライフルです。

 

ライフル

S75

ボルトアクション式のライフルで一発ずつリロードする為

使いづらい点もありますが高威力なのでAIのパートナー(相棒)に

持たせるとかなり役に立ってくれます。

前作バイオハザード4の旧式ライフルですね。

 

ドラグノフ

セミオートライフルで一発装填式のボルトアクション式と違って

連続で射撃する事ができるが手ブレがやや大きい。

 

H&K PSG1

セミオートライフルで威力はドラグノフより低いが

手ブレが小さいので扱いやすいです。

 

マグナム

S&W M29

リボルバー式のマグナム。高威力で使いやすい銃です。

 

L.ホーク

マグナムの中では一番威力が低いが安定性が高いので

S&W M29とどちらを使うかは好みの問題ですね。

 

S&W M500

再高威力を誇るマグナムだが反動も凄まじく連射性能は低いです。

入手条件のある銃でS&W M29をフル改造することで購入が可能になります。

 

グレネードランチャー

炸裂弾

着弾時に爆発を起こす弾。

 

硫酸弾

初代バイオハザードでも登場した弾。生物によく効くといことで

バイオハザード5ではリッカーβに有効です。

 

冷凍弾

着弾時に低温液体で敵を凍らせる事ができる弾。

凍った敵は体術や銃撃で一撃粉砕できます。

 

焼夷弾

着弾時に燃える弾。

ウロボロスに有効。

 

閃光弾

着弾時に激しい閃光(フラッシュ)と大きな音を発する弾。

プラーガには即死ダメージを与える事ができます。

 

電撃弾

着弾時に放電する弾。

リーパーに使うと弱点を露出させる事ができます。

 

ロケットランチャー

シリーズおなじみのロケランです。

ほとんどの敵を一撃で倒すことができるほどの破壊力を持つ武器。

 

ガトリング

入手条件として全チャプタークリア後、マシンガンのVZ61をフル改造すれば

購入可能になります。

弾数は無限だがクリスしか装備できず改造もできません。

 

ロングボウ

入手条件として全チャプタークリア後、ライフルのS75をフル改造すれば

購入可能になります。

シェバしか装備できない弓で、矢は放物線を描いて飛んでいくので

クセのある武器です。弾数は無限。

 

榴弾

ハンドグレネード。投げてから一定の時間経過後に爆発します。

 

焼夷手榴弾

投げてから着弾地点で炎が燃え上がります。

ウロボロスに有効。

 

閃光手榴弾

投げてから着弾地点で閃光と大きな音を発します。

プラーガには前作同様即死ダメージを与える事ができます。

 

感知式爆弾

敵が踏むことで爆発する地雷です。

自分が踏んでも爆発はしません。

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アタッシュケースがなくなった。

バイオハザード4ではアタッシュケースにアイテムや武器を保管するというシステム

でしたが、バイオハザード5ではアタッシュケースはなくなり

所持アイテムは武器も含めて3×3の9マスまででパートナー(相棒)の分を

あわせて18個持てます。(シングルプレイの場合に限る)

また、武器アイテムの切り替えを方向キーの上下左右に割り当てる事が

できるようになりスピーディーなアクションが可能となりました。

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オンライン協力プレイ(coop)が非常に楽しい作品

バイオハザード5は世界のプレイヤーと共闘する事ができるようになった点が

素晴らしいです。私はオンライン協力プレイ(coop)をよくやりましたが

もう一人のプレイヤーがどういう動きをするのだろうか?とか

どんな武器を持っていくのだろうか?とワクワクしたものでした。

もう一人のプレイヤーがマグナムを持っていくならこちらは遠距離攻撃用の

ライフルとマシンガンにしようかなっといった感じです。

また、ハーブ等で回復してもらったら簡易チャットでthanksと言ったり

シングルプレイとは違った魅力があります。

 今でこそマルチプレイやcoopは当たり前のようになっていますが

2009年当時のゲーム事情でバイオハザード5のオンライン協力プレイは

非常に素晴らしい出来です。

私は最初はプレイステーション3版(PS3)を買いましたが、

後にプレイステーション4版(PS4)も買いました。

それぐらいバイオハザード5のcoopプレイが好きなバイオハザードファンです。

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最凶の初見殺しのリーパーの存在

カマドウマのような巨大な昆虫型のクリーチャー「リーパー」についてですが

こいつが厄介で掴まれると即死攻撃をされてゲームオーバーになります。

私自身何度もこのリーパーによってゲームオーバーになりました。

おそらくバイオハザード5で最も嫌がられている敵だと思っています。

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前作バイオハザード4でどちらかと言えば不評だったQTEバイオハザード5でも実装されています。

バイオハザード4の記事でも書きましたが私はムービーはじっくり見たい派なので

ムービー中のQTEはやっぱりちょっと残念だなと思っています。

慣れればどうってことはないのですが慣れるまではオンライン協力プレイ(coop)

では二人がQTEに成功しないといけないので何回も失敗した時の気まずさは

今でも覚えていますw

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ゲームそのものは普通に良作です。

まとめ

前作からの大きな変更がない分、安定しているのでバイオハザード4

遊んだプレイヤーからすれば非常にとっつきやすい作品であると思います。

ゲームバランスもシングルプレイでクリアできる難易度となっているのも

良い点です。

ただ、前作バイオハザード4の後継作(ゲームシステム等)という事で

ガンアクションの色がより強くなった為、初代バイオハザードにあった

ホラー要素がほとんどなくなってしまいアクションゲームとなってしまった

点に不満を抱いたユーザーも多かったみたいです。

確かにホラー要素はほとんどなくなりましたが、私は純粋にガンアクションとして

今でも十分楽しめるゲームだと思います。そして何よりも

バイオハザードシリーズ初のオンライン協力プレイが可能になった事は

非常に評価に値します。

バイオハザード4のようなビハインド形式のガンアクションが好きで

さらにオンライン協力プレイをガンガン遊びたいという人には

うってつけの作品です。

www.youtube.com

 

最後に

ジルやウェスカーが登場した時はテンション上がりまくりでした。

バイオハザード5は今でもおすすめできるお気に入りのゲームの一つです。