初代プレイステーション(PS)のぼくのなつやすみはちょっと切ないけど名作である!
ナレーションがダンカンなのが味があっていいところである
舞台は1970年代で母親が臨月を迎えたため
親戚の家に預けられることになった小学三年生の「ボクくん」
プレイヤーはこの「ボクくん」を操作して
8月1日から31日までの1ヶ月間を田舎町である「月夜野」で夏休みを
過ごすゲームです。
キャラクターデザインはハンドソープの「キレイキレイ」のCMキャラで
有名な上田三根子氏が担当しています。
このキャラクターがまたいいんだよね!
初代プレステだけどぼくなつは2000年に発売されたゲームだけあってムービーのグラフィックが美麗である。
オープニングムービーとエンディングで流れる曲「この広い野原いっぱい」が
ゲームの雰囲気にマッチしていて涙腺が...
主な登場人物について
ボクくん
都会生まれ都会育ちの小学3年生でぼくのなつやすみの主人公。
月夜野でたくさんの人や物事と出会い
様々な体験をしてかけがえのないひと夏を過ごす。
空野家
おじちゃん
陶芸家。手先が器用で凧揚げの凧や魚釣りの毛針やブランコを作ってくれる。
おばちゃん
ボクくんの父親の妹。おばちゃんの作る料理は絶品!
萌(もえ)
空野家の長女で高校受験を控えた中学3年生。
毎晩縁側にてクラリネットの練習をしている。
夏休み終盤、とある事が原因でノイローゼになってしまう。
(最後は元気な姿を見せてくれます)
声優(CV)が坂本真綾さんって事に驚きました。
詩(しらべ)
空野家の次女で小学2年生。
「チビ娘」というあだ名で呼ばれることを嫌っていて
小生意気だが根は素直でいい子である。
声優(CV)は最上莉奈さん。
この他にも様々なキャラクターが登場します。
夏休みをどのように過ごすかはプレイヤー次第
このぼくのなつやすみではあれをやらなければいけない等の
ノルマが基本ないので自由に夏休みを過ごす事ができます。
1日中家の中でボーッと過ごすのもありです。
ただ、それだとイベントや他のキャラクターとの出会いがないので
寂しい夏休みになっちゃいますね(´・ω・`)
そうならないためにもあっちこっち色々行ってみましょう!
昭和の良き時代
1970年代といえばファミコン(FC)すら発売されてなかった時代で
ほとんどの子供は外で遊んでいました。
この「ぼくなつ」に出てくる虫集めや、魚釣り等は
私もやっていました、あとはおにごっこやドッジボール、サッカー等も
よくやってました。それこそ寒い冬でも元気に外で遊んでいました。
このゲームをやっていると非常にノスタルジックな気持ちにさせてくれます。
別れ
8月31日、長いようで短い夏休みもいよいよ終わりで
空野家の人達との別れがやってきました...
詩(しらべ)ちゃんが!
エンディングで最後に詩ちゃんが大きな声で
「さようならー!」っと今まで見せなかった
感情を押し出して手を振って走ってきた時に
私の涙腺は崩壊しました(´;ω;`)
小生意気でちょっといじわるな詩ちゃんだったけどどこか憎めない
キャラクターだったので最後のこの演出はいい意味で
「こんなのアリかよ!?」って思いましたね。
まとめ
日本人なら誰でも心に残る「夏休み」を題材にした画期的作品で
大人には懐かしく、そして子どもには目新しいノスタルジックな
夏休みの雰囲気が味わえるという点において非常に良作です。
ノスタルジックな雰囲気が好きな人にはたまらないゲームなので
おすすめできる1本です。
私はゲームシステムだけでなくダイヤル式の黒電話だったり
古い木造住宅で階段を上る時にきしむ音等
時代背景も含めて細部にまでこだわっているところに
感心させられます。
最後にぼくのなつやすみシリーズはぼくのなつやすみ4まで発売されていますが
ぼくのなつやすみ5の公式発表を待っています。
ぼくなつの新作はもう出ないという噂もありますがPS4でいつか発売される事を
願っています。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: Video Game
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