プレイステーション2(PS2)の鬼武者は難易度が、やや高いけれど良作である
明智左馬介秀満と幻魔(化物)の戦いを描いた戦国サバイバルアクション
ゲストクリエイターに俳優の金城 武氏を招き(モーションキャプチャーだけでなく
左馬介のCVも担当)話題になった作品です。
問題になった佐村河内 守氏もこの作品に当時は携わっていました。
リマスター版では佐村河内氏の曲は全て削除されているようです。
バッサリ斬るという爽快感がたまらない
戦国サバイバルアクションだから刀を使ってのアクションというのは
当時からおおよその予想はついていましたが、カプコンはやはり面白いゲームを
作ってくれると改めて思います。
ただ斬って幻魔(敵)を倒すだけでなく鬼の篭手を利用して魂の吸収するという
面白いシステムです。これは幻魔を倒すと赤の魂、黄の魂、青の魂が出現して
赤の魂は経験値、黄色の魂は体力回復、
そして青の魂は鬼力(他のゲームでのMPみたいなもの)を回復します。
赤い魂で経験値を稼ぎ武器を強化していくのもこのゲームの特徴の一つです。
3つの戦術殻
戦術殻とは左馬之助が鬼力を消費して使用する必殺技です。
戦術殻は3種類ありストーリーを進めるごとで入手できます。
1.紫電の戦術殻は刀で突いた後連続攻撃をして最後に雷を落とします。
2.紅炎の戦術殻は正面に向かって剣を振り下ろして炎を走らせます。
3.白風の戦術殻は武器を回し竜巻を起こします。
私の感想としてはボス戦では紫電の戦術殻が強くて使いやすく
雑魚敵等に囲まれた時は白風の戦術殻という感じで使い分けていました。
ただ、あるボス敵(空中に浮かんでる)に関しては白風の戦術殻を使わないと
下に降りてこないボスキャラもいるのでそのあたりは臨機応変に対応です。
また、それぞれの武器の特徴ですが紫電の刀は振りがそこそこ早く
紅炎は刀の振りがやや遅いけど一撃のダメージが大きく
白風の刃は振りが早く連続攻撃に長けていると言ってもいいでしょう。
操作するプレイヤーキャラクターは左馬介だけではない
プレステ2(PS2)の鬼武者では左馬介だけでなく、くの一のかえでを操作する場面も
あります。ただ、かえでは力が弱く鬼の篭手もないため幻魔を倒しても
魂の吸収ができません。その為、極力無駄な戦闘は避けた方がいいでしょう。
回復アイテムを使いすぎて終盤で詰む可能性もありますから。
一部の謎解きがかなり難しい
序盤で出てくる家紋のパズルで苦戦した人はかなりいると思います。
私も当時は何回も解けなくて左馬介を助ける事ができませんでしたからw
この家紋のスライドパズルは時間制限(確か3分)があるので
さらに厄介なんですよね。
必要なかったんじゃないかなと思っています。せっかくの爽快感が
このパズルでつまづきテンポが悪くなってしまっているからです。
まあ、それでもこのゲームは遊ぶ価値のある名作です。
まとめ
一部の難しい謎解き要素はありますが、それ以上に爽快感が半端じゃないので
良作です。
最近ではプレイステーション4(PS4)や任天堂のSwitch等でリマスター版が
発売されておりアナログ操作による移動方式になっているので
より遊びやすくなっている事でしょう。