逆転裁判2は前作のシステムを継承しつつ新システムを導入した名作
基本的な部分は前作とほぼ同じである
裁判を題材にしたアドベンチャーゲームで
証拠品を集めて事件の流れを調べる探偵パートと
うさんくさい証人の矛盾を暴き真実を明らかにする「法廷パート」等
前作の良いところやシステムはすべて継承されているので
前作をプレイされた人はスムーズに入っていける事でしょう。
前作よりも難易度が少し高くなっている
登場人物は複雑な事情を抱えており
真犯人も一概に悪人とは言い切れない人もいて
真犯人の考えも分からなくないといった場面もあります。
さて、逆転裁判2から人物ファイルをつきつける事ができるようになった為
証拠品のつきつけの数が増えた事により難易度が高くなっています。
その為よく言えば歯応えのある難易度であるが悪くいえば
テンポが少し悪くなったとも言えます。
新システムのサイコ・ロックが登場!
逆転裁判2より追加されたシステム、サイコ・ロックとは
探偵パート等で依頼人や関係者等に隠し事がある場合
錠のようなものが見えて相手の発言に適切な証拠品をつきつける事によって
錠のようなものが解除され、すべて解除すると新たな情報が聞き出せる
システムです。
つまり錠の数が多いほど難易度が必然的に高くなり
隠している情報の重要性も高いと言えます。
もう少しこのサイコ・ロックについて説明を補足しますと
間違った証拠品をつきつけたりするとゲージが減ってしまうので
前作の逆転裁判ではまったりプレイできた探偵パートも今作では
緊張感のある探偵パートになってしまったとも言えます。
また、証拠品が揃ってない状態でもサイコ・ロックに挑戦する事ができるので
このあたりは少し残念な点かなと思っています。
さらに探偵パートでのサイコ・ロックで消耗したゲージは
法廷パートでも引き継がれる為、探偵パートのサイコ・ロックでミスをして
ゲージが大きく消耗してしまい
状況によってはゲージが半分の状態から
裁判パートがはじまるという可能性もあるのでこの点も難易度が高くなっている
理由の一つに含まれていると思っています。
最後に衝撃の展開が待ち受けています
ネタバレになるので詳細は書きませんが
最終話はシリーズのシナリオ上の大前提を覆す話になっていて
それに衝撃を受けたファンも多く、弁護士とは何なのか?と
少し考えさせられる内容になっています。
まとめ
難易度こそ少し高くなりましたが
サイコ・ロックシステムはなかなか斬新なアイデアで
隠し事を暴くという点が面白かったです。
だからこそこのサイコ・ロックシステムは逆転裁判3にも
継承されており大成功だったと思います。
ただ、私は検事はやっぱり狩魔 冥(かるま めい)よりも
御剣 怜侍(みつるぎ れいじ)が良かったです。
あとオートロ...
さて、前作の逆転裁判でも書きましたが2019年には逆転裁判1 2 3の3作品が
楽しめる成歩堂セレクションがプレイステーション4(PS4)及び
switch等で販売される予定です。(3DS版は既に発売されています)