クレストオブウルフ(狼的紋章)はファイナルファイトの劣化版なのか?
恋人が人質にとられるってファイナルファイトと同じ展開!?
九龍街に巣食う犯罪組織の「JADOH」壊滅のために
二人の刑事ホークとトニーは戦いの日々を送り続けていたのだが
ある日「JADOH」はホークの恋人であるキャンディーを人質にとり、
組織に手を出すのなら人質を殺すと脅迫してきた。
警察全体が「JADOH」の支配下にあるので所長は手が出せないといい
ホークは独りで「JADOH」にのり込こもうとするのだが
それを知った親友トニーは自らホークと共に戦う事を決意した。
なんでモヒカンなんだよ!アンタ本当に刑事なの?
二人の主人公のうちのホークはファイナルファイトでのコーディーの位置づけ
だと思っています。ただ問題なのはもう一人のモヒカン刑事トニーの存在だが
明らかに職質されそうな風貌でこの「死ぬときはいっしょだぜ」のセリフで
爆笑してしまいましたw
もちろんモヒカンの時点で笑ってしまった直後にこのセリフなので
一気に違った意味でのテンションが上がってきました。
PCエンジンのCD-ROM²でベルトスクロールアクションゲームは
私の知る限りではこのクレストオブウルフと姐さん、
そしてゴールデンアックスぐらいしか思いつきません。
パンチが遅くて爽快感があまりない
辛口なレビューになりますが敵の攻撃が単調で
極端な話をするとジャンプキックだけで倒せます(ボスキャラも含めて)
また、ホークの必殺技であるフライングスクリューアタックを見た瞬間
っと思われた方もおそらくいるでしょう。
一方でトニー(モヒカン)の必殺技は、ファンキー・ダンス・アタック。
ブレイクダンスみたいな動きをして敵を吹っ飛ばします。
まだこちらの方がホークのライジングタックルもどきより
個性を感じさせてくれます。
あとファイナルファイトやベアナックルでもおなじみの掴み攻撃ですが
このゲームでは残念な事に投げるだけなんです。
膝蹴りとか頭突き攻撃がなく敵を掴んでただ投げるだけ・・・
そして何よりも二人プレイができないのも問題点の一つですね。
BGMはなかなか良い
ロック調のBGMが流れたり曲自体はそんなに悪くないと思っています。
ただ、PCEのCD-ROM2のゲームなんだから音が良くて当たり前なんじゃ?
っと言われてしまえばそれまでなんですけどね(´・ω・`)
まとめ
最後にいくつか辛口のレビューも書きましたが
厳しいですがネタゲーとして見ればそこまで酷い出来では
ないと思います。ただ、万人受けするゲームではないとだけ
言っておきます。