スプラッターハウスの主人公リックの見た目はジェイソンそのもの
ヘルマスクをかぶったリックは13日の金曜日のジェイソンそっくりだが、あの映画とは全く関係のないホラーアクションゲーム
私が子供の頃ゲームセンターでハマっていたのがこのスプラッターハウスで
現在でもレトロゲームの名作の一つに入っています。
当時駄菓子屋には50円で遊べるダブルドラゴンやファイナルファイトは
置いてあったのですがこのスプラッターハウスはゲームセンターに行かないと
遊べなかったので自転車に乗って近所の友達とゲームセンターに行ってました。
当時のゲームセンターは不良(ヤンキー)がたむろしており
私自身、小学生の頃ヤンキー兄ちゃんにカツアゲされた事がありました。
そういうわけでスリルたっぷりのゲームセンターだったのですが
ゲームの話に戻りましょう。
スプラッター映画が流行っていてテレビで普通にホラー映画が放送されていた時代
1980年代から90年代前半はホラーブームという事もあってその影響を受けて
いるのがこのスプラッターハウスだと思っています。
カプコンから発売されたファミコン(FC)のスウィートホームもホラーゲーム
ですがあちらはホラーRPGです。
このゲームの特徴はおどろおどろしい雰囲気でプレイヤーは緊張感を高められ
敵を倒してホッとしたところで油断していると
突然襲ってくる怪物に驚かされる等、ホラー映画でよく使われた演出を
ゲームにも取り入れています。
本来はアーケード版(AC版)について書きたいところですが
今回はPCエンジン版(PCE版)について書いていきたいと思います。
PCエンジン版は良移植 ファミコン版(FC版)は全くの別ゲー
PCE版は一部、表現の緩和や削除などの変更点は存在するのだが
比較的アーケード版(AC版)に近い移植となっていて
ステージ1の武器である鉈が角材になっていたり
モンスターの首チョンパ(切断)などの一部の残虐表現がマイルド化されており
その点は少し残念ではあるがそれでも十分納得できる良移植です。
主人公の基本攻撃はパンチとしゃがみキック
それにジャンプしてから着地する瞬間に
タイミングよくボタンを押してくりだすスライディングです。
そして道中に落ちている武器(角材、スパナ、石、猟銃、黄金の斧等)を使って
ガンガン怪物をやっつけていく横スクロールアクションゲームですが
爽快感が半端じゃないです!角材でフルスイングして怪物を壁にたたきつける。
う~ん、最高!ですね。
そういえばハイスコアガールでもこのスプラッターハウスが出てましたね。
難易度はアーケード版でもそこまで高くない
80年代や90年代のアーケードゲームって難易度が高いイメージが
ありますがこのゲームに関してはそこまで難易度は高くありません。
っというのも敵の出現パターンが決まっているので
何回もプレイしているうちにそのパターンを覚えてしまうので
1コインでクリアするのも可能です。
PCエンジン版はアーケード版よりもさらに難易度が低く設定されており
ステージクリア後のライフ(体力)の回復量がアップしている等
より遊びやすくなっています。
ストーリーとエンディングについて
あるきっかけで洋館に足を踏み入れる事になった主人公のリックと恋人の
ジェニファーだったが洋館の中は怪物の巣窟で
ジェニファーは怪物達に捕まってしまい
リックは呪いのヘルマスクを装備して怪物達を次々となぎ倒していくのですが
エンディングは・・・
これ以上はネタバレになるので控えさせていだだきます。
まとめ
ストーリーやタイトルからも分かるように
ホラーならではの不気味でおどろおどろしい世界観の演出に徹している。
そしてアクションならではのパンチやキックだけでなく武器を使う事で
爽快感が増して難易度も含めてバランスのいいゲームに仕上げられています。
そして衝撃のストーリーはステージ5のボス戦でしょうね。
まさに「絶望」という言葉がぴったりだと思っています。
レトロゲームに興味があってホラーゲームをやってみたいという人には
この名作ホラーアクションゲームをおすすめします。